本番に向け 音色合わせ 焼津市民吹奏楽団 16日定演 クラシックやポップス披露

 焼津市民吹奏楽団は4月16日に焼津文化会館(同市三ケ名)で「第45回定期演奏会」を開く。本番まで1カ月を切りこのほど、団員らは音楽監督望月洋次郎さんの指揮に合わせて、事前練習を実施した。

定期演奏会に向けて練習に励む団員たち=焼津市三ケ名の焼津文化会館
定期演奏会に向けて練習に励む団員たち=焼津市三ケ名の焼津文化会館


 定期演奏会は毎年4月に実施。同団では、夏の吹奏楽コンクールを見据えた重要なイベントとして位置づけている。「クラシックオリジナルステージ」と「ポップスステージ」の2部構成で、コンクールの課題曲や昭和時代のヒット曲、アニメや映画音楽といったさまざまなジャンルの曲を披露する。
 団員は10~60代の焼津市、藤枝市などのアマチュア音楽家ら55人。ここ数年は清流館高(焼津市)吹奏楽部との交流活動に力を入れていることもあって、高校生団員が増えている。
 事前練習で団員たちは本番で披露する「ツバメ」や「バレンタイン・キッス」「年下の男の子」などを演奏した。望月さんは指揮しながら、気になる箇所があると曲を止めて、楽器ごとの音色を確認し、音を作り上げていった。実行委員長でフルート担当の松村佳澄さんは「親しみのある曲を厳選した。音楽を通じてみんなに元気を与えたい」と意気込む。
 チケットは税込みで700円。小学生以下無料。全席自由。焼津文化会館や大井川文化会館などで取り扱っている。問い合わせは事務局<電080(3145)8868>。
 (焼津支局・福田雄一)

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