物価や子育てなど討論 県議選焼津市選挙区 立候補予定の4氏

 静岡県議選(31日告示、4月9日投開票)焼津市選挙区の立候補予定者による公開討論会(焼津青年会議所主催)が28日夜、焼津文化会館(同市三ケ名)で開かれた。自民現職の良知淳行氏(58)、無所属現職の諸田洋之氏(56)、無所属元職の塚本大氏(48)、自民新人の松島和久氏(63)が登壇し、物価高騰や子育て支援、観光政策の各テーマで意見を交わした。

県議選立候補予定者が考えを述べた討論会=焼津市三ケ名の焼津文化会館
県議選立候補予定者が考えを述べた討論会=焼津市三ケ名の焼津文化会館

 良知氏は子育て支援に関連し、焼津水産高の校舎建て替えやふじのくに子ども観光大使といった自身が力を注いできた事業を紹介し、実行力を強調した。
 諸田氏は県の発信力不足から県民に認知されていない事業や補助制度を指摘し「機能しているのか、効果があるのかどうか。県議会を通じて追求していく」と述べた。
 塚本氏は地域経済を活性化させるために「観光政策に力を入れるべき」と持論を展開。コロナ禍で打撃を受けた観光業界に対して回復に至るまで支援する必要性を強調した。
 松島氏は焼津市が展開する子育て支援策を評価し、「県議として(焼津市の取り組みを)伝えていきたい」と語った。切れ目のない支援を講じるため、相談体制の強化を提起した。

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