警察官募集内容を紹介 磐田署 遠鉄自動車学校と連携

 磐田署は31日、遠鉄磐田自動車学校(磐田市見付)と連携し、警察官の採用募集と交通安全を呼びかける活動を同自動車学校で行った。署員らは災害や警備の活動時に機動隊員が着用する出動服を身に着け、4月5日まで受け付けている大学区分の受験をPRした。

教習生に警察官の採用募集などのチラシを配布する磐田署の署員=磐田市見付の遠鉄磐田自動車学校
教習生に警察官の採用募集などのチラシを配布する磐田署の署員=磐田市見付の遠鉄磐田自動車学校

 署員は、交通ルール順守や自転車乗車時のヘルメット着用を促すチラシを教習生に配布。採用試験の内容や警察官の業務内容も説明した。採用に興味を持った教習生が、その場で関係資料に記入する姿もみられた。静産大に入学予定の安間帆乃香さん(18)は「警察官は小さいころから憧れがある。将来は身体を動かす仕事に就きたいので夢の一つとして検討する」と語った。
 県警警務課によると、少子化などで警察官を志願する若者が減少傾向。直近5年の県警の競争倍率は約3倍前後で推移している。同署の榊原章洋警務課長は「新たに免許を取得する若い世代に交通安全意識を高めてもらうとともに、警察の仕事に少しでも興味をもってほしい」と述べた。

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