煮物に、天ぷらに、お刺し身に 特産タケノコ求め列 富士宮・内房地区でまつり

 富士宮市内房地区の稲瀬川沿いで2日、「芝川日和 内房たけのこ・桜まつり」が開かれた。採れたての特産「内房たけのこ」を求めて県内外から多くの来場者が集まった。

タケノコを購入する来場者=富士宮市の内房小
タケノコを購入する来場者=富士宮市の内房小
満開の桜と菜の花が共演する稲瀬川=富士宮市内房
満開の桜と菜の花が共演する稲瀬川=富士宮市内房
タケノコを購入する来場者=富士宮市の内房小
満開の桜と菜の花が共演する稲瀬川=富士宮市内房

 「内房たけのこ」は比較的軽めのあく抜きで食べられる特徴がある。内房筍生産組合のブースでは販売開始を待つ行列ができ、用意した800キロが1時間ほどで完売した。市内から毎回来ている佐野美登里さんは4キロ購入し「煮物や天ぷら、お刺し身でいただく」と、今晩の献立を想像した。同組合によると、今年は裏年にあたり、収穫量は少なめという。
 地区内には全5会場が設けられ、地元農家や飲食店の自慢の逸品を買い求める客で各会場はにぎわった。
 稲瀬川沿いの約400本の桜並木は見頃を迎え、歩道沿いに咲く菜の花との共演が楽しめる。来場者は地元のグルメを片手に、2色の花見を堪能した。

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