静岡大2687人が入学式 新たな学びへ「国際社会に貢献」 

 静岡大は4日、本年度入学式を静岡市駿河区のグランシップで開いた。学部生2030人、大学院生657人の計2687人が新たな学びに向けた一歩を踏み出した。

新入生を代表して宣誓する松田さん(右)=静岡市駿河区のグランシップ
新入生を代表して宣誓する松田さん(右)=静岡市駿河区のグランシップ

 感染対策で午前と午後の2部制で行い、昨年度は認めていなかった家族の出席を人数制限なしで許可した。マスクの着用は個人の判断とした。
 午前の部では、新入生を代表して工学部の松田成永さん(18)=三島北高出身=が新型コロナウイルスや戦争、地球温暖化などの問題に触れ「国際社会に貢献できる人材になる」と宣誓した。
 日詰一幸学長は式辞で「世の中で起こっているさまざまなことに問題意識を持ち、物事を探求する姿勢こそ大学生の学び方。できる限り知的関心を広げてほしい」と期待した。

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