投票済証 親しみやすく 県議選へ磐田市選管 静岡産業大生デザイン

 磐田市選挙管理委員会は9日投開票の県議選で、静岡産業大磐田キャンパス(同市大原)の学生がデザインした投票済証を作成し、期日前投票所で希望者に配布している。6日夕、担当した学生らが市役所を訪れ、大沢正昭委員長に活動を報告した。

拡大した投票済証のパネルを持つ静岡産業大の学生ら=磐田市役所
拡大した投票済証のパネルを持つ静岡産業大の学生ら=磐田市役所


 考案したのは同大経営学部佐藤寛子准教授のゼミ生松本栞奈さん(21)=4年=、奥間千尋さん(21)=同=、同ゼミ卒業生で会社員松井寛太さん(22)の3人。
 表面は「スポーツのまち磐田」をテーマにサッカーやラグビー、卓球に励む人々の姿や市イメージキャラクター「しっぺい」を描いて親しみやすいデザインに仕上げた。裏面は「みんなでつくろう磐田のまち」などとメッセージを添え、市公式サイトにアクセスできるQRコードも付けた。
 2021年の県知事選から続く取り組みで、今回で5回目。同世代の若年層をはじめ有権者の投票率向上につなげる狙いがある。報告会で松本さんは発案した経緯を説明し「選挙に行って投票済証をゲットしてほしい」と笑顔をみせた。
 投開票日は、市内45カ所の投票所でも配る。
 (磐田支局・崎山美穂)

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