鮮やか和装で芸術鑑賞 装身具から文化学ぶ 掛川・二の丸美術館

 掛川市の二の丸美術館で8日、和装で芸術品を楽しむイベントが開かれた。女性15人が鮮やかな着物姿で参加し、同館で開催中の展覧会「男も女も装身具2」を鑑賞したほか、掛川城公園内を散策して春を満喫した。

着物姿で芸術鑑賞を楽しむ参加者=掛川市の二の丸美術館
着物姿で芸術鑑賞を楽しむ参加者=掛川市の二の丸美術館

 参加者は同館学芸員の池田恵美子さんの解説を聞きながら、館内に展示されている江戸後期から昭和の装身具を見学。技巧を凝らした華やかな女性用の櫛(くし)やかんざし、男性の印籠などが時代別に並び、当時の人々の暮らしや文化を学んだ。
 公園内では二の丸御殿や大日本報徳社の大講堂も巡り、桜を背景に記念撮影を楽しむなど充実した時間を過ごした。
 展覧会は5月14日まで。着物姿の来場で入場無料。

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