プロジェクションマッピングや作品展示 地域活性化へ生徒発案 袋井高生 挑戦成功に感無量 法多山尊永寺でイベント

 袋井市の法多山尊永寺で9日、挑戦する高校生の応援イベント「Fukuroi High Schools Challenge」が開かれた。袋井高パソコン部によるプロジェクションマッピングをはじめ、同校文化部に所属する生徒が活動の成果を披露した。

袋井高パソコン部の生徒が制作したプロジェクションマッピング=袋井市の法多山尊永寺
袋井高パソコン部の生徒が制作したプロジェクションマッピング=袋井市の法多山尊永寺


 午後7時過ぎ、本堂に桜や祭り、紅葉など“袋井の四季”を表現した映像が音に合わせて次々と映し出された。境内は幻想的な雰囲気に包まれ「ふくろい遠州の花火」をイメージした花火で締めくくると、観覧客から拍手がわき起こった。
 地域活性化への貢献を目的に生徒発案で始まった企画で、半年かけて準備を進めてきた。一般社団法人ペイフォワード静岡(同市)が発表の機会を提供するなど、地元の企業や団体も挑戦を後押しした。近藤優樹部長は「無事成功してホッとした。皆さんに喜んでもらえて一生の思い出になった」と感無量の表情を浮かべた。
 イベントには演劇部、吹奏楽部、書道部、写真部なども参加し、パフォーマンスや作品展示を行った。
 (袋井支局・仲瀬駿介)

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