国際交流 経験基に助言 アドバイザー新設 3人任命 富士宮市
富士宮市は本年度、市の国際交流事業に対して自身の経験を基に助言する「国際交流アドバイザー」を新設し、海外との親交が深い3人を任命した。13日に就任依頼式を市役所で開き、3人に依頼状とバッジを贈った。
アフターコロナにおける諸外国との交流活発化に向け、市は事業の企画段階から3人に人脈や知見を基に助言を受ける。
沖縄剛柔流空手道協会副会長の村松真孝さん(77)=同市=は、東京五輪スペイン空手チームのホストタウン登録に携わった。渡辺実さん(66)=同市=は平和を訴える「キッズゲルニカ」プロジェクトの先頭に立って活動を世界中に展開している。韓国出身のユ・ソンジュさん(61)=富士市=は韓国語講師として働く。富士宮市と、友好都市の韓国栄州市の連絡調整役を担っている。
依頼式で3人は「一層深い交流ができるように協力する」と述べた。
(富士宮支局・国本啓志郎)