絵馬に徳川家紋や山犬 17日の例大祭へ販売 浜松市天竜区水窪・山住神社

 浜松市天竜区水窪町の石井写真館は、徳川家康にゆかりのある神社として知られる同町の山住神社の新たな絵馬を製作した。徳川家の家紋や神社の象徴である山犬などが描かれた絵馬で、大河ドラマ「どうする家康」にちなんだ地域のPRに役立てる。17日に執り行われる春の例大祭に合わせ、同神社で販売する。

徳川家の家紋や山犬が描かれた新たな絵馬=浜松市天竜区水窪町
徳川家の家紋や山犬が描かれた新たな絵馬=浜松市天竜区水窪町

 山住神社は標高約1100メートルに位置する神社で、家康は戦勝を祈願したと言い伝えられている。神社の入り口には、神の使いとして山犬をモデルにしたお犬様の像が立っている。
 絵馬は、徳川家の家紋と山犬の間に、同神社の印と力強い字体の「山住神社」を重ねた。デザインはレーザー加工で刻んだ。同館の中政俊館長(66)は「水窪の知名度向上や観光人気につながるグッズを地元で積極的に開発するきっかけにしたい」と話した。
 17日の例大祭では30枚を販売する。売り切れ次第、追加する予定。価格は1枚千円。

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