もえぎ色新芽 茶摘み体験 大藤小生と園児 「葉の色きれい」 磐田
新茶シーズンに合わせ、磐田市の大藤小3年生59人と大藤こども園の年中・年長園児39人が17日、同市大久保の茶園で茶摘みを体験した。
地元特産の「いわた茶」の魅力を知ってもらおうと、生産者でつくるいわた茶振興協議会と磐田青年茶業研究会が企画。協議会の稲垣明久会長が自身の茶園を体験の場として提供した。
子どもたちは、研究会の左口智規会長から「上から3、4番目の葉っぱまでを摘んで」とアドバイスを受け、もえぎ色の新芽を丁寧に摘み取った。大藤小の小沢ほの花さん(8)は「葉の色がきれいで、プチッと取るのが気持ちいい。飲むのが楽しみ」と初めての茶摘みを楽しんだ。
製茶した新茶を子どもたちに配布し、自宅で味わってもらう。同園では同日、茶葉を天ぷらにして堪能した。稲垣会長は「今年は天候に恵まれ、順調に育っている。おいしく飲んでもらえると思う」と話した。
(磐田支局・八木敬介)