富士の魅力 乗客にPR 田子の浦港に初の外国客船 自転車ツアーや煎茶で一服も

 富士市の田子の浦港に初の外国客船「スターブリーズ」(1万2969トン)が寄港した17日、歓送迎イベントが同港で開かれた。地元関係者らが地域の文化や富士山の景観など観光資源を乗客にアピールした。

富士山の景観を楽しみながらサイクリングする乗客=富士市の田子の浦港
富士山の景観を楽しみながらサイクリングする乗客=富士市の田子の浦港
煎茶を提供する関係者(右)=富士市の田子の浦港
煎茶を提供する関係者(右)=富士市の田子の浦港
富士山の景観を楽しみながらサイクリングする乗客=富士市の田子の浦港
煎茶を提供する関係者(右)=富士市の田子の浦港


 チャータークルーズは米国のタンデム自転車メーカー「サンタナサイクル」が手がけ、約300人の愛好家が自国から自転車を持ち込んだ。富士のプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」は、選手が同行するツアーを組み、大淵笹場など富士山が望めるスポットに案内した。港では「吉原祇園祭」のおはやしの披露や煎茶の提供、富士高の生徒による書道パフォーマンスなども行った。
 市の担当者は「富士の魅力を発信できた。次はリピーターとして訪れてほしい」(産業政策課港湾振興室)と今後の誘客促進を期待した。
 歓送迎イベントは同市の関係者らでつくる田子の浦港客船誘致委員会が企画した。同客船は5月5日にも寄港する予定。
 (富士支局・沢口翔斗)

 

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