ばあばと孫の絵手紙日記4年 鈴木さん(浜松市北区)浜北区で二人展

 浜松市北区三方原町の鈴木睦枝さん(79)と孫結依さん(18)の二人展「ばあばと孫の絵手紙日記」が29日まで、浜北区の県立森林公園バードピア浜北で開かれている。約4年間、1日も欠かさず、2人で一緒に描き続けた絵手紙が並ぶ。

約4年間、孫と毎日欠かさず描き続けた絵手紙を展示した鈴木さん=浜松市浜北区の県立森林公園バードピア浜北
約4年間、孫と毎日欠かさず描き続けた絵手紙を展示した鈴木さん=浜松市浜北区の県立森林公園バードピア浜北
日課の絵手紙を描く孫の結依さん(左)=浜松市北区
日課の絵手紙を描く孫の結依さん(左)=浜松市北区
約4年間、孫と毎日欠かさず描き続けた絵手紙を展示した鈴木さん=浜松市浜北区の県立森林公園バードピア浜北
日課の絵手紙を描く孫の結依さん(左)=浜松市北区

 睦枝さんが趣味として毎日描くと決めた絵手紙を、当時中学2年の結依さんが「一緒にやりたい」と言ったことをきっかけに、2019年の元日から2人で描くようになった。日記感覚で、その日の感情や考えたことをつづるうち、4年余りがたった。
 睦枝さんは「描きながら会話をしていると、孫の成長を間近で感じられる。幸せな時間」と振り返る。結依さんの社会人の門出を記念し、二人展を開いた。
 会場には、壁に掲示されたり、冊子でまとめられたりした約750枚が並ぶ。淡い色使いの果物や花々の絵に添えられた「たまにはラクする」などの飾らない言葉が、来場者を楽しませている。
 結依さんは「10代と70代の考え方の違いを楽しむとともに、ばあばと私の仲をほほ笑ましく感じてもらえたら」と話した。

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