富士山麓160キロ疾走 ウルトラトレイルマウントフジ開幕

 富士山麓を走破する山岳レース「ウルトラトレイルマウントフジ」(同実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が21日、開幕した。富士市の富士山こどもの国では、全長約160キロの種目「FUJI」がスタートし、国内外から集結した2574選手がゴール地点の山梨県の富士急ハイランドを目指して走り出した。

仲間の声援を受け走り出す選手ら=富士市の富士山こどもの国
仲間の声援を受け走り出す選手ら=富士市の富士山こどもの国
仲間の声援を受け走り出す選手ら=富士市の富士山こどもの国
仲間の声援を受け走り出す選手ら=富士市の富士山こどもの国
仲間の声援を受け走り出す選手ら=富士市の富士山こどもの国
仲間の声援を受け走り出す選手ら=富士市の富士山こどもの国

 密集を避けるため、選手は4集団に出走時間を分けて出発した。家族や仲間の声援を浴びながら、カウントダウンに合わせて笑顔で駆け出した。コースは富士宮市を抜け、本栖湖、精進湖、山中湖など富士山麓を時計回りに進む。全長は164・7キロで、累積標高は6451メートル。選手は起伏が激しい登山道や林道を走り、23日午前11時半まで延べ3日間かけてゴールする。
 今年は4年ぶりに海外在住者も参加。アジアを中心に30カ国から約250人が集まった。韓国から初参加するというキム・スヨンさん(42)は「日本を代表するレースに参加できてうれしい。豊かな自然を楽しみながら走りたい」と意気込んだ。
 富士急ハイランドを発着する68・4キロの種目「KAI」は22日にスタートする。

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