じっくり観察、動物の姿表現 清水南高芸術科 日本平動物園で初の一般公開 25日から

 清水南高芸術科と日本平動物園(静岡市駿河区)は25日から、同園の動物を描いた生徒の作品展を園内のビジターセンターで行う。同科の生徒はこれまでも授業の一環で園内で絵を描いているが、一般向けに展示するのは初めて。

熱心に動物を描く生徒=静岡市駿河区の日本平動物園
熱心に動物を描く生徒=静岡市駿河区の日本平動物園

 美術専攻の1~3年生約50人が22日、展示用の作品を制作した。動物の骨格や観察のポイントを講義で学んだ後、シロクマやサルなど、それぞれに好きな動物を選んで描いた。生徒らは、一匹ずつ異なる動物の顔立ちや外見を伝えようとじっくり観察し、水彩やアクリル、ペンなどの画材を使い分けた。デザイン専攻の内藤若菜さん(3年)は「同じ種類の動物でも、描く人によって表現が違うところを見てほしい」と話した。
 展示は5月28日まで。

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