全国の映像クリエイター 浜松で合宿 地域活性化策テーマ 技術学びアイデア出し合う

 映像クリエイターが実践的なノウハウを学びながら地域活性化策を考える合宿形式のイベント「生存戦略合宿」が20~22日の3日間、浜松市内で開かれた。

起業家に浜松の魅力を伝える動画の構成案を発表する参加者=浜松市中区
起業家に浜松の魅力を伝える動画の構成案を発表する参加者=浜松市中区

 映像制作の「Happilm(ハピルム)」(東京都)の大石健弘社長(浜松市中区在住)が主催した初開催のイベント。市スタートアップ推進課も開催に協力し、全国からクリエイター17人が参加した。
 参加者は映像制作の技術を身に付けながら、「若手起業家に浜松市をスタートアップの町としてアピールする」をテーマにした映像作品を企画した。最終日の22日は作品の構成案を同課担当者に発表し、「起業を夢見る若者が浜松市で成功するストーリーに」「市の支援を受けて起業した人の思いを取材する」「市職員に密着して真剣に仕事に向き合う姿を映す」などと、浜松市の魅力を伝えるためのアイデアを出し合った。
 大石社長は「映像の力にさらなる可能性を感じた。地域活性化に向け、今後も開催したい」と語った。

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