みどりの森の美術館 浜松市東区に新館開所

 開館10周年を迎えた浜松市西区坪井町の画廊「みどりの森の美術館」(伊藤みどり館長)は24日、東区中野町に新館をオープンした。

オープンした新館の庭で語り合う伊藤館長(左)と森さん=浜松市東区中野町の「みどりの森の美術館 新館」
オープンした新館の庭で語り合う伊藤館長(左)と森さん=浜松市東区中野町の「みどりの森の美術館 新館」

 新館は伊藤館長の師に当たる芸術家森一三さん(84)=東区=が生まれ育ち、アトリエとして使っていた家屋をリニューアルした。展示室3室のうちの2室は入場無料で絵画や書、彫刻などの作品を展示販売する。個展やグループ展の会場としても貸し出す。
 館内奥の1室は企画展示室「森一三芸術探求所」(入場料大人500円、高校生以下300円)。12万点近くの作品を手がけてきた森さんの絵画や書を中心に展示している。
 芸術のワークショップ開催も計画する伊藤館長は「これまで芸術に触れてこなかった人も、気軽に訪れて、作品を思い思いに楽しんでほしい」と話した。
 新館の開館は日、月、金、土曜午前11時~午後5時。4月25日は特別に午後1時から開く。問い合わせは伊藤館長<電090(4087)5525>へ。

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