GW中の事故防止へ 静岡県警高速隊など出発式

 交通量が増加する大型連休中の重大事故防止に向け、静岡県警高速隊と交通機動隊は29日から5月7日までの9日間、県内高速道路などでの取り締まりやパトロールを強化する。28日、静岡市葵区の新東名高速道新静岡インターチェンジ(IC)で出発式を行った。

大型連休に伴う事故抑止対策強化に向けた出発式=28日午前、静岡市葵区の新東名高速道新静岡IC
大型連休に伴う事故抑止対策強化に向けた出発式=28日午前、静岡市葵区の新東名高速道新静岡IC

 期間中はパトカーの配置を増強するほか、高速道路の主要ICにおける検問や渋滞最後尾付近での警戒パトロールなどを展開する。
 出発式では県警の加藤悟交通部長が両隊の隊員約30人を前に「連休明けには春の交通安全運動も始まる。ゴールデンウイーク中に事故抑止の機運を醸成してほしい」と訓示した。
 県内では今年、27日時点の交通事故件数が約5900件と昨年より300件以上増加。けが人も同400人以上多い7500人近くに上っている。大型連休には新型コロナ禍前かそれを上回る人出が予想されるとして、交通事故防止に向けた安全運転を呼びかけた。

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