「ぬまづみなとまっぷ」刷新 店公式LINE掲載、メニューやクーポン配信 商店街協同組合

 ぬまづみなと商店街協同組合(後藤義男理事長)に所属し、沼津港で海産物を扱う販売店や飲食店などがこのほど、店の公式LINE(ライン)アカウントを作成し、情報発信強化に乗り出した。27日には、店のラインアカウントのQRコードを加えて刷新した港の紹介地図「ぬまづみなとまっぷ」が完成。後藤理事長は「店のため、お客さまのために何かできないかと模索していた。大型連休が楽しみ」と期待した。

店の公式ラインアカウントのQRコードを入れ刷新した「ぬまづみなとまっぷ」=沼津市
店の公式ラインアカウントのQRコードを入れ刷新した「ぬまづみなとまっぷ」=沼津市

 組合はコロナ後を見据えて販売促進と来店客増加を図るため、1月からラインアカウントの作成に着手。専門家に講義を依頼し、約3カ月かけて開設にこぎ着けた。ラインでは店のメニューを掲載するほか、店舗によってスタンプカードやクーポンなどを配信する。
 刷新した地図はラインを新しく開設した10店舗のQRコードを加え、情報を精査してより見やすく仕上げた。約6万9千部が観光会社や周辺の宿泊施設、港の店舗に配布、設置される。
 組合でラインアカウント開設に中心となって取り組んだ「横屋」の佐藤のり子さん(50)は「より詳しい情報を客に届けることができる。自分の店の売りを再認識するいい機会になった」と笑顔を見せた。後藤理事長も「時代の流れにあった地図になった」と喜んだ。

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