学校生活のマナー 他学科と意見交換 静岡の専門学校
鈴木学園専門学校中央医療健康大学校(静岡市駿河区)は27日、新入生を対象に、多職種連携意識を高める研修を同区のグランシップで行った。
理学療法、トータルケア鍼灸(しんきゅう)、スポーツ柔整、柔整健康、歯科衛生の5学科の学生約150人が参加し、他学科の学生や教員と親交を深めた。学生は20グループに分かれ、社会人の基礎として必要な「前に踏み出す力・考え抜く力・チームで働く力」を身につけるため、学校生活におけるマナーについて意見を出し合った。
「授業態度」をテーマに議論したグループは、忘れ物や私語など悪いマナーの事例を挙げ、自分たちがすべき改善案をまとめた。
鍼灸師を目指す滝井茉央莉さん(18)=焼津市=は「他学科の学生とは初対面だったが、積極的に話しかけることで打ち解け、同じ問題点を共有できた」と話した。