初の地域おこし協力隊員 浜松出身の山本さんに委嘱 磐田市

 磐田市は1日、同市初の地域おこし協力隊員を浜松市中区出身の山本真由美さん(44)に委嘱した。山本さんは同市北部の豊岡地区に住みながら、外部の視点を生かして農林業活性化や地域の魅力発信に取り組む。

草地市長(左)から地域おこし協力隊員の委嘱状を受ける山本さん=磐田市役所
草地市長(左)から地域おこし協力隊員の委嘱状を受ける山本さん=磐田市役所

 任期は1年で、最大3年まで延長できる。山本さんは3月まで勤務していた保育園で、園児が森林の中で自然と触れ合う活動を経験し、「自分でも企画してみたい」と思って協力隊員に応募したという。
 山本さんは市役所で草地博昭市長から委嘱状の交付を受け、「豊岡地区の皆さんと出会い、活動するのを楽しみにしている。子どもたちを呼べるようなイベントを開きたい」と意気込みを語った。草地市長は「地域を客観的に見て、楽しみながら課題解決に取り組んでほしい。活躍できる環境をつくりたい」と期待を寄せた。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞