「ふくの市」出張販売10周年 磐田市豊浜地区 買い物支援、住民交流の場に

 磐田市豊浜地区の住民組織とJA遠州中央が協力して週1回開催している農産物直売所「ふくの市」の出張販売が10周年を迎え、10日、記念の式典とイベントが、会場になっている同JA豊浜プラザで開かれた。運営に携わる地域ボランティアにも支えられ、地元高齢者の買い物支援だけでなく、住民同士の交流の場になっている。

10周年を迎えた「ふくの市」の出張販売=磐田市豊浜のJA遠州中央豊浜プラザ
10周年を迎えた「ふくの市」の出張販売=磐田市豊浜のJA遠州中央豊浜プラザ
出張販売の10周年を祝うメッセージを掲げる児童=磐田市豊浜のJA遠州中央豊浜プラザ
出張販売の10周年を祝うメッセージを掲げる児童=磐田市豊浜のJA遠州中央豊浜プラザ
新茶の試飲などが行われた出張販売10周年記念イベント=磐田市豊浜のJA遠州中央豊浜プラザ
新茶の試飲などが行われた出張販売10周年記念イベント=磐田市豊浜のJA遠州中央豊浜プラザ
10周年を迎えた「ふくの市」の出張販売=磐田市豊浜のJA遠州中央豊浜プラザ
出張販売の10周年を祝うメッセージを掲げる児童=磐田市豊浜のJA遠州中央豊浜プラザ
新茶の試飲などが行われた出張販売10周年記念イベント=磐田市豊浜のJA遠州中央豊浜プラザ

 地区内唯一の食品スーパー閉店を受けて豊浜地域づくり協議会が同JAに出張販売を依頼し、2013年5月に始まった。毎週水曜日に野菜や加工食品、弁当・総菜などを販売している。昨年6月からは同JAの移動販売車も出店し、生鮮食品や冷凍食品なども買えるようになった。毎回、約50人が買い物に訪れるという。
 記念式典で、同協議会の内野稔会長は「10年間続けられたのは買い物に来てくれる住民の皆さんや、JAなどの協力のおかげ。これからも買い物を楽しんでほしい」とあいさつ。同JAの山田耕司代表理事理事長は「これからも皆さんとともに地域づくりを進めていきたい」と述べた。地元の豊浜小4年生13人も駆けつけ、「10周年おめでとう」とメッセージを掲げたほか、運営の手伝いにも取り組んだ。
 この日は通常の出店に加え、新茶の試飲・販売やエビイモを使ったコロッケの販売、特産品が当たる抽選会なども行った。

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