稚アユ「大きくなってね」 浜松・浦川小児童 大千瀬川に1500匹放流

 浜松市天竜区佐久間町の浦川小の児童10人は10日、同町の大千瀬川でアユの稚魚を放流した。

アユの稚魚を放流する児童=浜松市天竜区佐久間町
アユの稚魚を放流する児童=浜松市天竜区佐久間町

 地元の浦川漁協と国土交通省浜松河川国道事務所新豊根ダム管理支所(愛知県東栄町)が協力して実施した。
 児童は、バケツを使ってアユの稚魚1500匹を放流した。アユが川に入る際、子どもたちは「大きくなってね」「生きていてね」と声をかけていた。
 小学5年生の倉田彩仁佳[あにか]さん(10)は「アユが元気に育ってほしいと思った。アユの魅力をもっと知りたくなった」と話した。
 放流した後、同ダム管理支所の職員が課外講座を開き、ダムの役割などを児童に説明した。

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