磐田農高生と総菜店開発 “腸活弁当”食べて美しく 「頑張るあなたを応援」第2弾 14日ジュビロードで販売

 磐田農高食品研究部は、総菜・弁当店「知久屋」を展開する知久(浜松市西区)と共同で、健康と美容に配慮した「彩食健美(さいしょくけんび)弁当」を開発した。14日に磐田市のジュビロードで開かれる軽トラック市で販売する。

磐田農高食品研究部が知久と共同で開発した「彩食健美弁当」=磐田市中泉の同校
磐田農高食品研究部が知久と共同で開発した「彩食健美弁当」=磐田市中泉の同校


 野菜の残さや規格外品を発酵させた独自の「糀(こうじ)ベジあん」を使った「頑張るあなたのための応援弁当」の第2弾。最初に開発した「発酵健幸弁当」は昨年12月の軽トラック市で200食が約2時間で完売するほど好評だった。
 今回は、善玉菌を活性化するオリゴ糖などを含むベジあんを生かし、腸内環境を整える「腸活」で体の内側から美しく健康になってほしいとの思いを込めた。食物繊維などの栄養が豊富な磐田産の古代米をニンニクのベジあんと一緒に炊いたり、鶏肉の塩こうじ焼きにタマネギのベジあんを混ぜたトマトソースをかけたりするなど、メニューに工夫を凝らした。弁当の彩りにもこだわった。
 軽トラ市では、約100食を1食700円で販売する。部長の3年大石沙恵さん(17)は「このお弁当を食べて体の外も中もきれいになってほしい」と話した。知久屋の一部店舗でも販売を予定している。

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