お馬さんと交通ルール学ぶ 伊豆のこども園 触れ合いながら楽しく

 伊豆市のあまぎ認定こども園で12日、「伊豆の国うま広場」(伊豆の国市)の馬が参加した園児の交通安全教室が開かれた。園児は馬と触れ合いながら楽しく交通ルールを学んだ。

馬を車に見立てて横断歩道を渡る練習をする園児=伊豆市のあまぎ認定こども園
馬を車に見立てて横断歩道を渡る練習をする園児=伊豆市のあまぎ認定こども園

 大仁署や交通安全協会大仁地区支部などが主催。グラウンドに横断歩道マットを敷き、園児は歩いてくる馬2頭を車に見立てて渡り方を確認した。背丈よりも大きい馬に歓声を上げながらも、交通安全指導員から学んだ「横断歩道の前で止まる、手を挙げる、右左右を確認する」と、同署が独自で啓発している「しずおか・安全横断三つの柱+1(プラスワン)」の「渡り終えたら運転手にお礼を言う」を実践した。
 その後、園周辺の交差点で横断歩道の渡り方や信号のルールを再確認した。同署交通課の下位明聡課長は「数年後小学生になったら登下校などで外に出る機会が多くなるので、今のうちから正しい交通ルールを身に付けてほしい」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞