JAふじ伊豆がヨーグルト配布 地元産乳製品の消費拡大へ

 JAふじ伊豆は15日、地元産牛乳を使ったヨーグルトを県東部のファーマーズマーケット3カ所で買い物客に配布した。酪農家が飼料高騰などで苦境が続く中、JA職員は消費拡大を目指す。

買い物客にヨーグルトを手渡すJA職員(右側)=富士宮市のう宮~な
買い物客にヨーグルトを手渡すJA職員(右側)=富士宮市のう宮~な

 3カップ1セットのヨーグルトを、富士宮市の「う宮~な」で600個、伊豆の国市の「農の駅グリーンプラザ」で200個、三島市の「みしまるかん」で150個用意した。千円以上の買い物をした客に無料で提供した。
 う宮~なでは、開店直後から買い物客が配布ブースに立ち寄った。JA職員がヨーグルトに牛乳を使った料理のレシピ集を添えて手渡し、乳製品の消費を促した。
 8月には乳価が1キロあたり10円上昇し、乳製品の店頭価格が上がるとされる。JA担当者は「食卓に乳製品が並ぶように消費を喚起していき、苦しむ酪農家の力になれたら」と話した。今後も牛乳のPR企画などを準備しているという。

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