浜松・浦川の文化 児童ら音頭で表現 27日運動会で披露

 浜松市天竜区佐久間町の浦川小の児童11人は15日、今月末の運動会で披露する浦川音頭を練習した。浦川地区の文化であるアユ釣りの動作を基にした振り付けを学んだ。

浦川音頭を練習する児童=浜松市天竜区佐久間町の浦川小
浦川音頭を練習する児童=浜松市天竜区佐久間町の浦川小

 浦川音頭は、運動会で毎年披露しており、大人から子どもまで一緒に踊る。アユ釣りにちなんだ振り付けが特徴で、音源の歌唱は俳優の故・朝丘雪路さんが担当している。
 浦川音頭に詳しい笹野訓子さん(66)と井辺俊任さん(43)が指導した。アユ釣りで使う竿(さお)の動きや、大千瀬川から天竜川へ流れる動きを表現した振り付けなどを教えた。児童は、井辺さんがたたく太鼓に合わせて踊りを練習した。
 運動会は、開校150周年記念行事として27日に開催される。

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