長田音頭で地域元気に 用宗漁港11チーム144人踊り披露

 静岡市駿河区長田地区の住民有志らが14日、地元の「長田音頭」を踊る「長田音頭フェスティバル」を同区の用宗漁港で開いた。市内外の4歳から88歳までの144人、11チームが出場し、練習を重ねた踊りを披露した。

長田音頭を披露する参加者=静岡市駿河区の用宗漁港
長田音頭を披露する参加者=静岡市駿河区の用宗漁港


 各チームは息の合った踊りを繰り広げ、観客からは大きな歓声が上がった。長田音頭のほか「め組の人」や「きよしのズンドコ節」などチームごとの自由な選曲による踊りも発表した。チーム「花々」の海野正子さん(73)=葵区=は「自宅でも自主練を重ねてきた。今日が一番の出来」と達成感を口にした。
 長田音頭は歌詞に「シラス」や「ミカン」「とろろ」といった名物をちりばめ、地元の魅力をPRしている。作詞した内山房子さん(88)=駿河区=は「多くの人に踊っていただきうれしい。地元が元気になれば」と話した。
 (社会部・白鳥壱暉)

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