台湾高校生と調理実習 日本伝統の遊び 親睦深め 静岡女子高で教育研修

 静岡女子高(静岡市駿河区)の生徒たちが17日、台湾から教育研修で来日している高校生と同校で調理実習などを通じて交流を図った。

静岡女子高生と協力して調理実習を行う台湾の高校生=静岡市駿河区の静岡女子高(写真の一部を加工しています)
静岡女子高生と協力して調理実習を行う台湾の高校生=静岡市駿河区の静岡女子高(写真の一部を加工しています)


 地域振興交流協会(葵区)が文化振興と技術交流を目的に企画した。台湾で縫製やデザインに関して優秀な成績を収めた生徒12人が訪れ、静岡女子高和太鼓部の演奏などで歓迎されたあと、日本伝統のコマ遊びや折り紙で親交を深めた。
 調理実習も行い、同校家政科2年生が手作りしたエプロンを着て、親子丼と白はんぺんのすまし汁作りに挑戦した。初めて和食を作ったウー・チャンホワさん(17)は「台湾に帰って、家族に親子丼を作ってみたい」と話した。
 家政科2年の酒井樹里さん(17)は「言葉の壁はあったけれど、好きなアニメの話など楽しく話せた」と笑った。
 (社会部・薬袋貴信)

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