佐久間ダム見学 歴史や水力発電学ぶ 浜松市天竜区・佐久間小

 浜松市天竜区佐久間町の佐久間小の児童17人が18日、同町の佐久間ダムと佐久間電力館を見学し、身近にある電力施設の役割を学んだ。

佐久間ダムの見学に訪れた児童=浜松市天竜区佐久間町
佐久間ダムの見学に訪れた児童=浜松市天竜区佐久間町

 佐久間ダムでは、電源開発(Jパワー)の社員がダムの歴史や水力発電の仕組みを説明。完成から67年が経過し、入念に点検を続けていることや、ダムの高低差を利用して大量の水を流し、水車を回すことで電気を作っていることなどを紹介した。
 児童は説明を受けた後、ダムの内部を巡ったり、高さ約155・5メートルのダム本体を見上げたりして施設の大きさを実感していた。4年生の永田陽明君(9)は「ダムがとても大きくて、たくさんの電気を作っていることに驚いた」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞