次代のマウンテンバイク選手育成 適性検査に児童25人 伊豆

 マウンテンバイク(MTB)の選手育成に向け、県自転車競技連盟は20日、子ども向け練習会の参加者を選出する適性検査を伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開いた。

乗車時のバランス感覚を調べるため、自転車をゆっくり進める参加者=伊豆市の日本サイクルスポーツセンター
乗車時のバランス感覚を調べるため、自転車をゆっくり進める参加者=伊豆市の日本サイクルスポーツセンター

 同センターでMTB競技が行われた東京五輪のレガシー(遺産)事業の一環。県内各地に住む小学4~6年の男女25人が参加した。乗車時のバランス感覚を調べるため、10メートルほどの直線をどれだけゆっくり進めるか競う「遅乗り」に取り組み、立ち乗りしながら前輪を小刻みに動かした。
 シャトルランと垂直跳びの記録も測定し、基礎体力を調べた。検査に合格した10人程度が6月から来年3月まで毎週1回、同センターでの練習会に参加する。松村正之理事長(68)は「県内の子どもたちのスキルが上がりオリンピックに出場できたらこれ以上に素晴らしいことはない」と話した。

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