4年ぶりミニロボ祭り 静岡市清水区 親子連れでにぎわう
静岡市清水区の清水マリンターミナルで20日、「第5回ミニロボ祭り」が開かれ、工作や理科好きの親子連れでにぎわった。同区の産業用ロボットメーカーアイエイアイなどでつくる一般社団法人が主催し、会場にミニロボを使ったさまざまな遊びのブースを用意して好評を得た。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で今回は4年ぶりの開催となった。ミニロボは子ども向けの組み立て式サッカーロボット。同区の市こどもクリエイティブタウンま・あ・るなどで販売している。合計20のブースが用意され、来場者はミニロボの操作や組み立てを楽しみながら体験した。
メインイベントの静岡市長杯ミニロボサッカー大会には、ボディーを軽量化するなど自身で改造したミニロボを持ち寄った子どもたちが集合。2人一組でチームを作りトーナメント戦を戦った。富士市立青葉台小5年の杉山実詩君(10)は「自分の手で自分の性能にできるところが楽しい」と話した。
ミニロボは「手を動かしてモノを作る楽しさを知ってほしい」と2013年に発売。会場では静岡大のボランティアも活動した。