浴衣の着こなし挑戦 浜松の水窪中生、似合う配色も学ぶ
浜松市天竜区水窪町の水窪中の2年生4人が19日、着付けを同校で体験し、夏祭りや花火大会に似合う浴衣の着方を学んだ。地元の丸正鈴木呉服店の鈴木良美店長とスタッフの守屋千鶴さんが着付けを指導した。
生徒は帯の巻き方や位置に苦戦しつつも、浴衣を丁寧に着ていた。普段は着る機会が少ない服装で着こなしを気にしていたが、集合写真では笑顔を見せていた。浴衣を着た後、自分に合った服の色彩や配色を考えるカラーコーディネートの基礎を学んだ。
2年の山本結花さん(14)は「帯を結ぶ作業は難しかったが、普段できない経験ができて楽しかった。(浴衣姿が)みんなかわいかった」と話した。
着付け体験は、家庭科の授業の一環として毎年実施している。