万華鏡作りに挑戦 沼津市少年少女発明クラブ開講

 沼津市内の小学校高学年に科学の面白さを伝える「市少年少女発明クラブ」の開講式が20日、同市の第五地区センターで開かれた。初回は「万華鏡をつくろう-光がつくるふしぎな世界」と題した講座を行った。

万華鏡作りを通じて光の仕組みを学ぶ児童=沼津市の第五地区センター(写真の一部を加工しています)
万華鏡作りを通じて光の仕組みを学ぶ児童=沼津市の第五地区センター(写真の一部を加工しています)

 ボランティアによる活動は2020年に開始。沼津高専名誉教授の勝山智男実行委員長は「いざという時に発明できる子になってほしい。あえて全ては教えないので、工夫しながら取り組んで」とあいさつした。
 初回は同校非常勤講師の石川弘美さんが講師を務め、13人が参加した。鏡の枚数や角度で変わる見え方を調べる実験を通して光の仕組みを学んだ後、紙筒と鏡で万華鏡を製作した。
 同クラブは引き続き本年度の参加児童を募っている。年会費6千円(材料費、保険料込み)。来年3月まで全10回の講座を行う。申し込みは同クラブのホームページから。

 

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