楽しい!奥深い囲碁に挑戦 愛好家団体が富士・吉原小で教室

 囲碁の普及と子どもの健全育成を目指す愛好家団体「あすなろ囲碁県連合会」は22日、富士市の吉原小で「囲碁入門教室」を開いた。囲碁未経験の4~6年生16人がルールの基礎を学んだ。

9路盤で対局する児童=富士市の吉原小
9路盤で対局する児童=富士市の吉原小

 同会のメンバーが黒板を使って、マグネット付きの碁石で打ち方や勝敗の付き方などを伝えた。「開始時に相手に『お願いします』と言おう」とマナーの大切さも説明した。
 ルールを学んだ児童は、簡易的に楽しめる「9路盤」を使って友人同士で対局した。5年の男子児童は「よくやる将棋よりも悩んじゃう」と笑みを浮かべた。
 同会の渡辺浩事務局長は「囲碁は打ち方の自由度が高く奥深い。小学生の教育にも役立ててほしい」と話した。
 県内の小学校を巡回する企画「こどもと囲碁がつなぐ東海道五十三次」の一環で開催した。
 

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