過酷なヒルクライム果敢に挑む 国内外から89人 小山町でTOJ第6戦「富士山ステージ」

 国際自転車競技連合(UCI)公認の国内最大規模の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」の第6戦「富士山ステージ」が26日、小山町須走の静岡県道(通称ふじあざみライン)を舞台に開かれた。

過酷な上り坂のコースに挑む選手たち=小山町須走
過酷な上り坂のコースに挑む選手たち=小山町須走

 富士山ステージは道の駅すばしりをスタート地点に、ふじあざみラインを上って富士山須走口5合目のゴールを目指す11・4キロの短距離決戦。標高差1160メートル、平均勾配10%、最大勾配22%と過酷なヒルクライムコースで、各ステージの中で最難関の「クイーンステージ」と称される。
 国内外の16チームから計89人が出走し、歯を食いしばりながら急な上り坂を懸命に駆け上がった。地元の子どもたちも応援に駆け付け、大きな声援を送った。
 TOJは今年、4年ぶりに国内8カ所を転戦する本来の大会形式で開催されている。

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