高品質ミカン安定供給へ JAしみず 大会で決議

 JAしみずは26日、「第35回みかん大会」を静岡市清水区のマリナートで開いた。出荷量の確保と「清水のミカン」のブランド力向上などに努めた生産者を表彰し、「安全で高品質な果実を安定的に消費者へ届ける」などとした大会決議を採択した。新型コロナウイルス感染拡大のため4年ぶりの開催。

4年ぶりに開かれたJAしみずみかん大会=静岡市清水区のマリナート
4年ぶりに開かれたJAしみずみかん大会=静岡市清水区のマリナート

 2022年度の共選場の取扱数量は、天候不順などの影響で前年比13%減の約5600トンだった。23年度は、集荷量の確保と下位等級の削減▽販売力を強化する▽農作業事故に注意する―などを目標とする。柴田篤郎組合長は「生産者皆が農業経営と高品質ミカンの生産にますます精進することを念願する」などとあいさつした。
 組合長表彰は次の通り(カッコ内は支部名)。
 本多清(南部)堀池信近(同)片平茂二(中部)中野敦子(北部)渡辺遼平(南部)植中俊行(中部)

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