働くクルマずらり 乗車・操作体験楽しむ 磐田
地域の子どもたちに土木事業に関心を持ってもらうイベント「いわた土木LOVEフェスタ」が27日、磐田市掛塚の天竜川河川敷で開かれた。建設機械の展示・乗車体験や、地元の治水事業に関する歴史学習などのコーナーが設けられ、親子連れらでにぎわった。
市の土木系若手職員らでつくる「磐田どぼくらぶ」が、人手不足に悩む土木業界の活性化に向け、竜洋西地区地域振興委員会と初めて企画した。地元建設業の団体や企業などが車両提供などで協力した。
会場にはショベルカーや高所作業車、ミキサー車をはじめ、消防車やパトカーなどの働くクルマがずらりと並んだ。子どもたちは、最新のリモートショベルカーのアームを遠隔操作する体験や、建機やダンプカーに乗車しての記念撮影などを楽しんだ。
ほかにも、戦国時代から天竜川の治水工事で使われた道具の展示、静岡理工科大による液状化現象の再現実験など、多彩な催しが繰り広げられた。
(磐田支局・八木敬介)