子どもに卓球手ほどき 静岡ジェード、拠点外の磐田で初講習会

 卓球Tリーグ男子に今季から参戦する静岡ジェードは28日、高校生以下の子どもを対象にした卓球ジュニア講習会を磐田市見付の磐田卓球場ラリーナで開いた。市内などから約80人が参加し、ジェード所属のTリーガー2人から技術や練習への取り組み方などを学んだ。

森薗選手兼監督の指導を受ける参加者=磐田市見付の磐田卓球場ラリーナ
森薗選手兼監督の指導を受ける参加者=磐田市見付の磐田卓球場ラリーナ

 拠点を置く静岡市以外での開催は初めて。監督を兼務する森薗政崇選手(28)と龍崎東寅[とんいん]選手(24)が講師を務めた。参加者は2人の指導を受けながら、フットワークやドライブを打つときの体の動かし方などを意識した練習に取り組んだ。森薗選手は「打つコースや強さなどを一本一本意識することで練習の質が高まる」と説明した。
 選手の鋭いサーブを受けたり、卓球台上のペットボトルを狙ったりするなど、参加者が楽しめるメニューも設けた。河村水稀社長(29)は「磐田は卓球が盛んなまち。県内唯一のTリーグチームとして身近に感じてもらい、地域の皆さんとシーズンを戦っていきたい」と話した。
 ジェードは来年1月に予定されている今季リーグのホーム最終戦を磐田市民文化会館かたりあで行う。
 

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