おまちみこし、威勢良く「オイサ、オイサ」 静岡市葵区で4年ぶり
静岡市中心市街地の活性化とみこし文化の継承を目的にしたイベント「おまちみこし」(同実行委主催)が28日、同市葵区の七間町周辺で4年ぶりに開かれた。担ぎ手の威勢の良いかけ声と笛太鼓のおはやしで、まちは祭りムードに包まれた。
周辺の14町内会や市内外のみこし会のメンバーなど計約200人が、法被姿で集結。同実行委所有のみこし一基を担いで市上下水道局庁舎前広場を出発、呉服町や紺屋町を練り歩いた。「オイサ、オイサ」の声が響き渡り、買い物客らが一緒に手拍子をしたり、写真を撮影したりして楽しんだ。菓子まきも行われ、子どもたちが参加した。
中山雅夫実行委員長は「久しぶりの開催をうれしく思う。みこし文化をつなげるために、今後はできる限り長く続けていきたい」と語った。
(生活報道部・大滝麻衣)