元漁具倉庫でテレワーク 改装施設プレオープン 焼津内港

 焼津内港(旧港エリア)の漁具倉庫をリノベーションして整備しているテレワーク拠点施設「焼津PORTERS」(焼津市中港)が28日、プレオープンした。コワーキングスペースの利用が可能となり、6社がサテライトオフィスとして入居した。7月にはフードコートが営業を始める。

7月に営業開始するフードコートで展開する構想を披露する出店予定者=焼津市中港の焼津PORTERS
7月に営業開始するフードコートで展開する構想を披露する出店予定者=焼津市中港の焼津PORTERS

 施設はホテル管理システムの開発提供「スマートホテルソリューションズ」(東京都)が整備した。コワーキングスペースはA棟2階に設置し、複数の会議室も設けた。同社によると、12月には宿泊機能を備えた2部屋を整備。宿泊機能を増やすなどを検討し、2025年夏にグランドオープンする計画。
 フードコートに出店するのは、地元水産会社が手がけるおむすび店「こめふく」、地元事業者14社による「やいづキャンプ飯」のアンテナショップ、焼きたてパンのお店「ピーターパン」が手がけるカフェ。この日は3店の代表が駆け付け、商品説明や施設にかける思いを述べた。
 3店の代表者は「平日はランチ客、土日はレジャー客が集う場にしたい」「若者の集まることができる場になってほしい」などそれぞれ構想を語った。

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