市民主役でまちづくり推進 伊豆の国市 プラットフォーム設立

 伊豆の国市はこのほど、地元の団体で組織する「まちづくり団体プラットフォーム」を設立した。今後登録の23団体が連携し、課題解決や情報交換にあたる。同市のあやめ会館で設立会を開き、約40人が意見交換をした。

活動報告を行う参加者=伊豆の国市のあやめ会館
活動報告を行う参加者=伊豆の国市のあやめ会館

 市内では自然保護や歴史研究、防災、観光振興などさまざまな団体が活動しているが、協働での取り組みやつながりは行政を含めて限定的だった。それぞれの団体の強みを効果的に活用し、市民主導のまちづくりを推進しようと企画した。初回の活動となるこの日は、市協働まちづくり課が設立の趣旨説明、3団体が活動報告を行った。意見交換では参加者がグループに分かれ、取り組みを共有したり連携の手だてを話し合ったりした。
 山下正行市長は「皆さんと協力し、明るく楽しく品格のある街を目指したい」と話した。次回は秋ごろの開催を予定している。

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