ブレス浜松報告会 昇格へ士気高める 大林GM、市長表敬も

 バレーボールVリーグ女子2部のブレス浜松は1日夜、浜松市中区のホテルで2022~23年シーズンの報告会を開いた。13勝7敗で11チーム中4位に終わった昨季の戦績を振り返り、新シーズンに向けて士気を高めた。一方、ゼネラルマネジャー(GM)に就任した元日本代表の大林素子さんが同日、市役所に中野祐介市長を訪ね、「ブレスは市民がスポンサーであり、パートナー。ぜひ会場で応援してほしい」と地域一丸の応援協力を呼びかけた。

紹介を受けるGMに就任した大林さん(中央)=浜松市中区
紹介を受けるGMに就任した大林さん(中央)=浜松市中区
中野浜松市長(右)にGMとしての活動を説明する大林さん=同市役所
中野浜松市長(右)にGMとしての活動を説明する大林さん=同市役所
紹介を受けるGMに就任した大林さん(中央)=浜松市中区
中野浜松市長(右)にGMとしての活動を説明する大林さん=同市役所


 報告会では、協賛企業の役員らを前に、選手やスタッフらチームの新体制を発表した。水上真悠子主将は「昨季はV1昇格を果たせず悔しい思いをしたが、次こそは達成する」と意気込んだ。
 森島康之代表理事は「V2優勝と新たに新設されるSVリーグ参入を目指す」と目標を掲げ、浜田義弘監督は「圧倒的な勝利に向けて力を尽くしたい」と誓った。
 GMに就いた大林さんは1988年ソウル、92年バルセロナなど五輪に3度出場し、日本のエースアタッカーとして活躍。現役引退後はタレントとしてバレーボールの魅力を発信してきた。ブレスではチームと競技の発展、普及に努める。既に浜松地域の企業訪問を始めるなど、運営基盤の強化や競技熱の盛り上げに注力しているという。

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