「ホームで勝利」ともに喜びを ラグビーリーグワン・ブルーレヴズ 磐田市に今季成績 報告 市長「ファンを開拓」

 磐田市を拠点に活動するラグビーリーグワン1部、静岡ブルーレヴズ(BR)の山谷拓志社長と桑野詠真選手がこのほど市役所を訪ね、草地博昭市長らに2022~23シーズンは8位だったと報告した。今季の反省点のほか、来季に向けての抱負などを語った。

草地市長(中央)らに今季の成績を報告した山谷社長(左から2人目)と桑野選手(右から2人目)=磐田市役所
草地市長(中央)らに今季の成績を報告した山谷社長(左から2人目)と桑野選手(右から2人目)=磐田市役所


 12チームで争った今季は5勝2分け9敗で昨季と同じ順位にとどまった。山谷社長は「開幕戦からの4連敗が痛かった。接戦の試合をものにしていれば、プレーオフ争いができたのでは」と悔やんだ。桑野選手も「開幕戦が大切だと身に染みて感じた」と語った。
 一方、リーグ終盤では埼玉パナソニックワイルドナイツを下し、今季全勝、公式戦47戦負けなしの絶対王者に土を付けた。続くヤマハスタジアムで行われた最終節では、1万2203人の観客動員数を記録。桑野選手は「試合に勝てばスタジアムも盛り上がるので、選手としては結果が重要。自分たちのスタイルを貫いて信じて戦う『レヴズスタイル』を来季に向けて準備していく」と誓った。
 草地市長は「最終節は多くの観客が詰めかけ、次のシーズンに向けて期待が感じられた。ホームタウンの市として、市民のみなさんへの認知を広めてファンを増やしていく」と述べた。
 (磐田支局・崎山美穂)

 

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