森町鍛治島地区で県道崩落 大雨

 森町の山間部に位置する鍛治島地区では、県道大河内森線の一部区間約50メートルが崩落し、付近の鍛治島橋も通行止めになっている。

崩落した県道大河内森線=3日午前10時ごろ、森町内
崩落した県道大河内森線=3日午前10時ごろ、森町内
大量の流木が引っかかった鍛治島橋=3日午前11時ごろ、森町内
大量の流木が引っかかった鍛治島橋=3日午前11時ごろ、森町内
崩落した県道大河内森線=3日午前11時ごろ、森町内
崩落した県道大河内森線=3日午前11時ごろ、森町内
崩落した県道大河内森線=3日午前10時ごろ、森町内
大量の流木が引っかかった鍛治島橋=3日午前11時ごろ、森町内
崩落した県道大河内森線=3日午前11時ごろ、森町内

 町などによると、鍛治島橋に大量の流木が引っかかり、河川の流れを阻害したことで道路が洗掘されたとみられる。崩落現場の先で暮らす約30世帯は迂回(うかい)路を利用している。橋を渡った先にも2世帯5人が住んでいるが、崩落を受けて近隣住民らが山道を徒歩で通れるようにしたため、完全な孤立には至っていないという。
 橋の先にある集落で、家族3人で暮らす農家の浦上正男さん(78)は「一日も早く復旧してほしいというのが本音だが、近所の皆さんや町の対応のおかげで何とか生活できる。こればかりは気長に待つしかない」と話した。
 現場は太田川ダムから南西へ約5キロメートルの場所。県や町が対応を急いでいる。

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