清水港 寄港 過去最高見込み 本年度 客船誘致委が報告 

 官民で外国の国際クルーズ船を清水港に呼び込む「清水港客船誘致委員会」(会長・山田英夫天野回漕店社長)は5日、静岡市清水区の清水マリンビルで2023年度の総会を開いた。3月に外国の国際クルーズ船受け入れが再開されたことを受け、本年度は5月末時点で既に国際クルーズ船75隻(国内・国外合計)の寄港予約があり、過去最高になるとみられることが報告された。

外国の国際クルーズ船の寄港状況などが報告された本年度の清水港客船誘致委員会総会=静岡市清水区の清水マリンビル
外国の国際クルーズ船の寄港状況などが報告された本年度の清水港客船誘致委員会総会=静岡市清水区の清水マリンビル

 名誉会長に就任した難波喬司市長は「これだけの客船が寄港するのは、清水港の魅力を示している。さらに寄港数を増やしたい」と抱負を述べた。また、山田会長は4年ぶりに米国での海外ポートセールスを再開すると表明した。
 総会では昨年度作成の「清水港 観光・体験BOOK」のウェブ版を活用し、更新情報を船会社などに電子メール送付するなどの事業計画を承認した。
 (清水支局・坂本昌信)

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