男子十種競技・中村(スズキ) 最後の挑戦 10日から陸上日本選手権・混成

 陸上の日本選手権・混成競技は10、11日、秋田県営陸上競技場で行われる。男子十種競技で2016年リオデジャネイロ五輪に出場した中村明彦(スズキ)は今季限りでの引退を表明していて、最後の日本選手権に臨む。
 中村は中京大時代の12年に400メートル障害でロンドン五輪に出場。スズキに入社後、十種競技で14年に日本人2人目の8000点台(8035点)をマークし、16年に現在も日本歴代2位の8180点で日本選手権を制した。リオ五輪は22位になっている。
 今大会はかつて同じスズキに所属した日本記録保持者の右代啓祐(国士舘ク)もエントリー。日本のキング・オブ・アスリートを争ったライバル対決もラストを迎える。

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