「アツいまち」サミット 浜松市の取り組みは 夏の行事や暑さ対策発信

 国内歴代最高気温を記録した浜松市など5市が暑さ対策や地域活性化の取り組みを発信する「第10回アツいまちサミット」(一般社団法人アツいまち主催、伊藤園共催)が10日、オンラインで開かれた。

今夏の暑さ対策の活動予定を紹介する浜松市の関係者=同市中区の「Any」
今夏の暑さ対策の活動予定を紹介する浜松市の関係者=同市中区の「Any」

 2020年に国内最高タイの41・1度に達した同市は、中区の多目的施設「Any」から浜松まちなかマネジメント(同区)の清水英貴さんや市の関係者が今夏の活動予定を紹介した。大河ドラマによる盛り上がりに合わせて8月に中心市街地で子ども向けの〝戦国水鉄砲合戦〟を開催し、涼しさとにぎわいを演出するとした。
 14年に当時最暑の地だった埼玉県熊谷市などで始まったイベント。現在は浜松と岐阜県多治見、高知県四万十、山形の各市が参加し、特産品を使ったメニューの開発など暑さ対策に関する工夫の普及に努めてきた。サミットでは「安全、健康で楽しい夏に」との宣言を全国に発信し、地球温暖化防止での連携も強化する方針を確認した。

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