地域課題解決へ議論 浜松・南部中生と地元組織

 浜松市南区の飯田・白脇地区生活支援体制づくり協議体は12日、地元の中学生とともに地域課題を考える会を浜松市南区の南部中で開いた。市社協職員と協議体委員、同校2年生ら約30人が地域づくりについて意見交換した。

地域課題について意見を交わす参加者=浜松市南区の南部中
地域課題について意見を交わす参加者=浜松市南区の南部中

 市社協職員が交流機会の減少やボランティアの高齢化など現在の地域課題を説明した後、グループに分かれて地域活動について生徒の考えを聞き取った。「友人と一緒なら、参加しやすい」「若者の目に留まるように、周知方法を工夫すべき」など世代間交流促進に向けて議論した。生徒からは「運営する側に回りたい」との意見も目立った。
 同協議体は市社協浜松地区センターが運営し、年に数回会合を開き、両地区の自治会や民生委員の代表者らが地域の生活支援体制などについて意見を交わしている。生徒の意見は今後の活動に生かすという。

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