企業を訪問 課題を掘り起こし 焼津市職員、調査団結成

 焼津市は13日、職員が市内企業を回って課題を掘り起こす特別プロジェクトチーム「港町やいづ企業応援調査団」を立ち上げた。コロナ禍に伴う業績の変化や現状について事業主との会話を通じて共有し、市の政策に反映させていく。市内6千社のうち、本年度は製造業を中心に500社を訪問する計画。

「港町やいづ企業応援調査団」のメンバーたち=焼津市役所
「港町やいづ企業応援調査団」のメンバーたち=焼津市役所
焼津市役所
焼津市役所
「港町やいづ企業応援調査団」のメンバーたち=焼津市役所
焼津市役所

 メンバーは経済部、行政経営部、建設部、都市政策部の職員約50人。2人一組で割り振られた会社を計2回訪問し、経営者から聞き取ったり、製造現場を見学したりして、現状を把握する。メンバーには、イラストレーター山村知世さんのイラスト入りのオリジナル名刺が与えられる。
 同日に市役所で調査団の結団式が行われた。中野弘道市長はコロナ禍で市内企業それぞれが異なる課題を抱えている現状を指摘し「足を使って回ってほしい」と呼びかけた。

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